
京北・弓削地区の八幡宮社の参道に立つ「出合い桜」は、京北を代表する桜の名所のひとつです。大きく枝を広げて咲くしだれ桜は、京都市内でも有数の大きさといわれ、春になると淡い花が滝のように垂れ下がり、訪れる人々をやさしく迎えてくれます。静かな里山の中にたたずむ姿はとても美しく、地元の人々にも長く親しまれてきました。


この桜には、かつてこの場所で出会った男女が結ばれたという言い伝えがあり、「出合い桜」と呼ばれるようになったと伝えられています。春の花の下で人と人が出会い、言葉を交わす。そんな温かな時間が自然と生まれる場所でもあります。
